18歳で旅立った息子への想い

2014年4月就職してわずか50日でこの世を旅立った 知的障がい、発達障がいを持つ息子が少しでも
報われる事を祈る母親の日記です。 深い悲しみは癒える事はありませんが、今を生きています。
2016年5月20日亡くなって3回忌を迎えました。心の整理は尽きませんが
少しづゝ思いを吐き出せたら……

2025年5月20日で航が亡くなり11年目となります。心安らかにいる事を願っています。

障がいを隠して過ごした学生生活

航の新居高校体育祭


高校3年最後の体育祭の時の写真
画像を加工させて頂きました。

亡き次男航には軽度知的障がいと発達障がいがありました。
小学校5年生の時に検査をして分かった事です。
当時の担任の先生との話し合いで、障がいの事はお友達など
まわりに公表しない選択をしました。

舞阪町と言う地域性や障がいを公表する事で
いじめに合うといけないと言う理由からです。
発達障がいと言うものは、まわりにわかりにくい障がいです。
知的障がいについては、航は勉強が苦手な子と言うイメージだったかと…

障がいを公表する事でいじめに合う。と言う発想はしたくありませんが
子供、航を守る上で公表しない選択をしました。
この様な選択を迫られる、現在の社会も変わる事を強く願っております。
勿論、航に関わって下さる先生方には航の障がいの特性については
毎回お話しして、理解して頂けるよう、私自身行動しておりました。

会社に就職する際も担当の方に、ご説明したにも関わらず
私がお話しした事を真摯に受け止めてくれず、
聴いていません。と嘘もつかれ…
会社に対する不信感は募る一方です。

公表しなかった学生生活は順調だったのに
就職するに当たって障がいについては公表したとたん
この様な結果となり、私は何を信じたら良いのでしょう…


お笑いコンビ 脳性マヒブラザーズ DAIGOさんの言葉より
「この世は全員障がい者だ/パーフェクトな人間なんていない」
まさにその通り…
私が思うに
完璧な人間何ていませんよ。ひとり、ひとり違うから
互いの足りない部分を補う、助け合う
お互いをお互いが思いやる事に繋がると…

障がいがあるから、必ずしも劣っている人間ではないと…
航に向かって
「バカはバカなりに努力しろ!」と言った
あなたを私は絶対に許さない…
航がどれだけ傷ついたか…

言葉で人を殺せるのですよ…
忘れないで欲しい…


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障がいを隠して過ごした学生生活
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